(趣旨)

第1条　この規則は、北茨城市高齢者住宅整備資金貸付条例(昭和51年北茨城市条例第11号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を定める。

(貸付申請)

第2条　条例第1条に規定する資金の貸付けを受けようとする者(以下「申請者」という。)は、高齢者住宅整備資金貸付申請書に高齢者住宅整備計画書を添え、市長に提出しなければならない。

(貸付利率)

第2条の2　条例第4条の規定による資金の貸付利率は、年2.5パーセントとする。ただし、当該資金に係る財政融資資金の貸付利率がこれを下回ったときは、財政融資資金の貸付利率によるものとする。

(保証人)

第3条　条例第5条第1項の規定による保証人は、本市に居住する者であって、一定の職業を有し、独立の生計を営んでいるものでなければならない。

(貸付けの決定)

第4条　市長は、第2条の規定による高齢者住宅整備資金貸付申請書の提出があったときは、資金の貸付の可否を決定し、申請者に対して高齢者住宅整備資金貸付決定通知書又は高齢者住宅整備資金貸付不承認決定通知書を交付するものとする。

(借用書の提出)

第5条　前条の規定により高齢者住宅整備資金貸付決定通知書の交付を受けた者が、資金の交付を受けようとするときは、速やかに高齢者住宅整備資金借用書を市長に提出しなければならない。

(工事の完成)

第6条　資金の貸付けを受けた者(以下「借受者」という。)は、貸付け決定の日から起算して、3ケ月以内に工事を完成させ、完成の日から14日以内に工事完成届を市長に提出しなければならない。ただし、災害その他やむを得ない理由があると認められるときは、この限りでない。

(氏名、住所又は保証人の変更)

第7条　借受者又は保証人が、氏名又は住所を変更したときは、借受者は、速やかに氏名、住所変更届を市長に提出しなければならない。

(一時償還の請求)

第8条　市長は、条例第6条の規定による一時償還の請求をしようとするときは、高齢者住宅整備資金一時償還決定通知書を借受者に交付するものとする。

(償還金の支払猶予の申請)

第9条　条例第8条の規定による償還金の支払猶予の申請をしようとする者は、償還期日までに高齢者住宅整備資金支払猶予申請書にその理由を証する書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(償還免除の申請)

第10条　条例第9条の規定により、償還債務の免除の申請をしようとするときは、借受者及び保証人は、高齢者住宅整備資金償還免除申請書にその理由を証する書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(繰上償還)

第11条　条例第4条ただし書の規定により繰上償還をしようとする者は、高齢者住宅整備資金繰上償還申出書を市長に提出しなければならない。