公開日 2023年07月28日
リフィル処方箋とは
通常、薬局で薬を処方してもらうためには、処方を受けるごとに医師の診察を受けて、処方箋を提出する必要があります。
リフィル処方箋は、症状が安定している患者さんについて、医師が長期処方が可能と判断した場合に、処方箋の「リフィル可」欄にレ点を記入して発行される処方箋で、最大3回までは診察を受けなくても同じ処方箋で薬を処方してもらうことができる処方箋です。
ご希望の場合は、かかりつけ医にご相談ください。
◎リフィル処方箋について→日本調剤「リフィル処方箋とはなんですか?」(別ウインドウで開く)
リフィル処方箋のメリット
医療機関を受診する回数が少なくなり、通院負担を軽減することができます。
また、医療費の節約につながります。
リフィル処方箋の使い方
1回目は、通常の処方箋と同様に処方された日から4日以内に薬局で薬を受け取ります。薬局からリフィル処方箋(原本)の返却がありますので、なくさないよう保管します(コピー不可)。
2回目以降は、リフィル処方箋に書かれた調剤予定日(薬剤師が処方箋に記入します。)の前後7日以内に薬局で薬を受け取ります。医療機関の受診が不要となりますので、服用中に気になったことや症状の変化があれば、薬剤師に相談してください。薬剤師は医師と連携し、必要な場合は医療機関への受診を促します。
リフィル処方箋の注意事項
◯ 投薬量に制限のある医薬品や湿布薬はリフィル処方箋にできません。
◯ 反復利用できる回数は医師の判断によります。 ※ 最大3回までです。
◯ リフィル処方箋を利用する場合は、1回目〜3回目まで同じ薬局で処方してもらうことが推奨されています。
◯ 保険調剤薬局の薬剤師は、患者の服薬状況などを確認し、リフィル処方箋による調剤が不適切と判断した場合は、調剤を行わないことがあります。
◯ リフィル処方箋を受け取っていても、気になる症状や体調変化がある場合には、医師の診察を受けることができます。