地域おこし協力隊通信 vol.89 市民夏まつりステージライブで演劇を披露しました!

公開日 2022年09月08日

地域おこし協力隊 〜富士ケ丘Favoratory(フジガオカ・ファボラトリー)〜

 富士ケ丘から自然や文化など、土地の”FAVORITE(お気に入り)”を見つけて、そこから作品を作り、発信していく"LABORATORY(実験室)”という思いを込めて、地域おこし協力隊や集落支援員とともに地域を盛り上げてくれる人々のチームを「富士ケ丘Favoratory」(フジガオカ・ファボラトリー)と名付けました。地域おこし協力隊通信では、富士ケ丘での取組をはじめとした、芸術によって地域を盛り上げる活動を発信しております。

 

vol.89 市民夏まつりステージライブで演劇を披露しました!

今年5月に地域おこし協力隊として着任した箕浦 妃沙(みのうら ひさ)さん。
これまで地域資源の研究や地域の方々との交流を行い、北茨城市でどういった活動をできるか模索しておりましたが、この度、箕浦さんの企画第一弾として8月21日に行われた「北茨城市民夏まつりステージライブ2022」で演劇を披露しました。

今回の演劇の題材は、野口雨情の作品「しゃぼん玉」。
野口雨情生誕140週年を記念し、地域資源の活用を目的として今回はこの題材を選択しました。

竹内

今回、演出を担当したのは、竹内 ミズキさん。
兵庫県立芸術文化観光専門職大学で舞台芸術とまちづくりを学んでいる学生で、劇団「但馬旅人生活拠点。」を設立するなど、演劇に精通する若手演出家です。

顔合わせ

また、今回出演したのは、箕浦さんと市職員の有志3名。
箕浦さんは勿論ですが、市職員3名とも演劇が好きな方々です。

稽古1

稽古2

こちらは稽古の様子です。
場所は、北茨城市の「芸術によるまちづくり」の拠点施設「生涯学習センター分館(期待場)」で行いました。
8月の暑い中、3週間かけて皆さんしっかりと稽古をされていました。
竹内さんの方針として、見る方が楽しいだけではなく、演じる方も楽しく、という思いがあったようで、長期間に渡る稽古中も、笑いの絶えない楽しい稽古場だったようです。

本番1

そして迎えた本番当日。
冒頭、箕浦さんの挨拶から始まりました。

箕浦さんは愛知県の出身で、北茨城市とはこれまで縁もゆかりもありませんでした。
なので、北茨城市のことをもっと知りたいという気持ちが強く、市民の皆様から色んなことを学びたいと話していました。
もっと多くの市民の皆様と話をしたいということですので、よろしければ箕浦さんが開設した北茨城市地域おこし協力隊のインスタグラムのアカウントをフォローして、つながりをもっていただけると幸いです。

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本番2

本番3

今回の演劇は、野口雨情の「「童心」という、純粋で真っ直ぐな子ども心こそ人間にとって大切なもの」という想いと野口雨情が作詞した童謡「シャボン玉」をベースに、「大人と童心」を表現したものです。
また、この作品は「大人と童心」の表現と同時に、野口雨情の人生を表現し、雨情の残してきた作品とともに、雨情の生涯を描くことで、140年という長い歴史の中で、雨情が今を生きる私たちに繋いだ想いを表現したものとなっています。
製作者側の意図として、ご覧になった市民の皆様が、作品に対して多種多様な感じ方を持ってくれることを期待していたようです。
面白いと思った方、私も演じてみたいと思った方、こんな演劇の手法もあるんだと新しい発見ができた方、はたまたつまらないと思った方・・・
見た方は色んな感じ方を持ったのではないでしょうか。
とはいえ、演劇が終わったら会場内は割れんばかりの拍手。箕浦さんの企画第一弾は大成功したようです。

箕浦さんが地域おこし協力隊に着任して早4ヶ月。これからは市民の皆様が参加する企画を考えているようです。
そのときは皆様のお力添えをいただけると幸いです。

これからも箕浦さんへの応援、よろしくお願いいたします。

 

 

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