公開日 2022年07月14日
「ポリファーマシー」とは?
「ポリファーマシー」とは、多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。単に服用する薬の数が多いことではありません。
ポリファーマシーについてのリーフレット「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」
ポリファーマシーを防ぐために
お薬手帳を活用しましょう
「お薬手帳」は、いつ、どこで、どんな薬を処方してもらったかを記録しておく手帳です。
医師や薬剤師にお薬手帳を見せて服薬状況を確認してもらうことで、重複や飲み合わせによる副作用を防ぐことができます。
医療機関を受診するときや薬局に行くときは、必ずお薬手帳を持参しましょう。
お薬手帳は、病院や薬局ごとに分けず、1冊にまとめておきましょう。
かかりつけの薬局や薬剤師を持ちましょう
普段からかかりつけの薬局や薬剤師を持ち、処方されている薬の情報を把握してもらうことで、同じ効果の薬や飲み合わせの悪い薬の服用を防ぐことができ、安心です。
処方薬以外にも、OTC医薬品(市販薬)やサプリメントなどで普段使っているものがあれば、それも伝えましょう。
気になる症状は医師・薬剤師に相談しましょう
薬を飲んでいて「いつもと違う」、「なにか変だ」と感じたときは、自分の判断で薬を止めたり減らしたりせず、かかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。
その際は、いつ頃からどのような症状が出てきたのか伝えられるよう、気になる症状についてメモしておくと便利です。