公開日 2020年05月15日
妊娠届の受付・母子健康手帳の交付について
新型コロナウイルス感染症に対して不安を抱えている妊婦の方へ、厚生労働省から感染症対策をご案内します。
新型コロナウイルスが妊婦に与える影響
現時点では、妊娠後期に新型コロナウイルスに感染したとしても、経過や重症度は妊娠していない方と変わらないとされています。
胎児のウイルス感染症例が海外で報告されていますが、胎児の異常や死産、流産を起こしやすいという報告はありません。
したがって、妊娠中でも過度な心配はいりません。
妊婦のみなさま、小さなお子さまがいらっしゃるみなさまに向けて、各分野の専門家からのメッセージをまとめましたので、下記リンクよりご覧ください。
≫ビデオメッセージ集〜妊婦のみなさま、小さなお子様がいらっしゃるみなさまへ〜(厚生労働省HP)
日頃の感染予防
一般的に、妊婦の方が肺炎にかかった場合には、重症化する可能性があります。人混みを避ける、こまめに手を洗うなど日頃の健康管理を徹底してください。
また、密閉空間、密集場所、密接場面という3つの「密」が同時に重なるような場所は避けてください。
妊婦健診の受診について
新型コロナウイルス感染者と濃厚接触していたり、ご家族に感染の疑いがあったりする場合は、妊婦健診受診の前に、かかりつけの産科医療機関に電話でご相談ください。
また、息苦しさや強いだるさ、高熱等の強い症状が出ている方や、咳や発熱などの比較的軽い風邪の症状が続いている方は、すぐに帰国者・接触者相談センターに電話で相談し、その上でかかりつけの産科医療機関にご相談ください。