公開日 2018年08月06日
廃校を活用して整備したアトリエで、「芸術によるまちづくり」をプロデュースしてみませんか?
北茨城市では、岡倉天心が日本美術院を置いた景勝地「五浦」、三大童謡詩人の一人である野口雨情、江戸時代から続く伝統的な陶器を継承する「五浦天心焼」など、本市が有する芸術的な風土・資源を活かして、「芸術によるまちづくり」を推進しています。
その担い手として、廃校を活用して整備したアトリエで創作活動をしながら、芸術によるまちづくりをプロデュースする地域おこし協力隊アーティスト1名、コーディネーター1名を委嘱しています。
今回、新たにコーディネーターを1名募集します。
※ チラシの画像をクリックするとPDF版が開きます。
山々に囲まれ、のどかに広がる田園風景。市の北西部に位置する関本町富士ケ丘。
そこに、ひっそりとたたずむ旧 北茨城市立富士ケ丘小学校。平成28年3月に廃校となったこの学校を、芸術活動拠点「期待場」として整備しました。
絵画、彫刻、写真、音楽― 芸術の分野は問いませんが、特に、市の特産品である五浦天心焼の普及を図るため、陶芸の設備を備えています。
校舎の1階は、陶芸設備やシェアオフィスが設置され、2・3階は各教室をアトリエとして整備しました。
体育館は、ギャラリーとして整備。北茨城市出身のアーティスト石井竜也さんの作品が展示されている他、貸しギャラリーとしても利用可能です。
「期待場」という名称は、石井さんが市名にかけて、また、これからが期待される子どもたちの希望の場所として存在してほしいという願いを込めて名づけてくださいました。
募集要項
1 目的
北茨城市が取り組む「芸術によるまちづくり」の中核として、創作活動を行うとともに、芸術を活用した地域おこしを行うため、北茨城市地域おこし協力隊を募集します。
2 業務概要
(1)アーティスト枠 ※ 今回の募集はありません。
芸術によるまちづくりのため、下記の業務を行う。
ア)主に地域資源を活かした創作活動を行い、その作品によって市内で開催されるアートイベント等に参加しまたは自らアートイベントを主催する業務
イ)創作活動に際して、地域資源の発掘・磨き上げを行う業務
ウ)市が行う学校教育事業及び生涯学習事業への協力を行う業務
エ)芸術によるまちづくりの情報発信を行う業務
(2)コーディネーター枠
芸術によるまちづくりのため、下記の業務を行う。
ア)市内アートイベント等の企画立案・運営・コーディネートを行う業務
イ)市が行う学校教育事業及び生涯学習事業への協力を行う業務
ウ)芸術によるまちづくりの情報発信を行う業務
エ)その他、関係する業務
3 募集対象
次の各号のいずれにも該当する方
(1)3大都市圏をはじめとする都市地域等(※)に現に住所を有する者であって、委嘱の後において、速やかに本市に住民票を異動できる者であること。
(2)心身が健康で、かつ、協力隊の活動に意欲と情熱を持って参加できると認められる者であること。
(3)普通自動車運転免許を有していること。
(4)パソコン等を用いた情報発信に必要な、一般的な操作ができること。
※ 都市地域等とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、並びに、札幌市、仙台市、新潟市、
静岡市、浜松市、岡山市、広島市、北九州市、福岡市のうち、過疎地域自立促進特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法及び小笠原諸島振興開
発特別措置法に指定された地域外の地域をいう。
ただし、「地域おこし協力隊員」であった方(同一地域における活動2年以上、かつ解嘱1年以内)で、かつては3大都市圏を始めとする都市地域に在住
していたことのある方も対象とします。
詳細は、お問い合わせください。
4 募集人数
コーディネーター枠 1名
5 主な活動場所
生涯学習センター分館「期待場」(旧 北茨城市立富士ケ丘小学校(北茨城市関本町富士ヶ丘756−1))
6 委嘱期間等
北茨城市地域おこし協力隊設置要綱に基づき委嘱します。
(北茨城市との雇用関係はありません。)
隊員の委嘱期間は、1年以内とし、当該年度を超えないものとします。
ただし、最初の委嘱の日から3年を超えない範囲においては、再委嘱できるものとします。
委嘱年月日は、平成30年10月1日を予定していますが、別途協議の上で決定します。
7 活動日数・時間の目安
1日7時間45分、月20日の活動時間を目安とします。
(ただし、活動内容によっては活動時間等を調整する場合があります。)
8 待遇・福利厚生
(1)報償
月額 150,000円を上限とします。
(2)その他の待遇・福利厚生
・活動期間中の生活に必要な住居の貸与
・活動期間中に必要となる車両の貸与
(既に自家用車を所有する場合の取扱いは、別途協議。)
・損害保険、賠償保険への加入(保険料は、市が負担)
・活動に必要な費用の支給(月額50,000円まで。別途手続きが必要。)
・本業務に支障がない範囲で副業可
(3)その他(隊員が負担するもの)
・北茨城市までの交通費(面接時含む)及び引っ越しに必要な費用
・活動期間中の国民健康保険料及び年金保険料などの費用
・貸与された住居にかかる光熱水費及び電話等通信費
・活動期間中の生活費及び生活に必要なもの
・その他業務に直接関係しない諸経費
9 申込受付期間
平成30年8月6日(月)から平成30年8月20日(月)まで、郵送で受け付けます。(当日消印有効)
(1)提出書類(※提出された書類は、返却しません)
ア)北茨城市地域おこし協力隊員応募用紙
(本ページ下部からダウンロードしてください。)
イ)履歴書(市販のもので可。写真添付)
ウ)住民票抄本(個人)
(都市地域等居住の確認用とします)
エ)運転免許証の写し
オ)活動目標レポート(本ページ下部の参考様式を参照してください。)
「応募の動機」と「芸術活動を通した地域の活性化」の二つをテーマとして、あわせて1,000字程度でレポートを作成し、提出してください。
(2)申し込み先
〒319-1592
茨城県北茨城市磯原町磯原1630
市長公室企画政策課 地域おこし協力隊担当宛
(3)その他
募集に関する質問は、FAXまたは電子メールにて行ってください。(様式任意)
※電話での質問は受け付けませんのでご留意ください。
FAX: 0293-42-7308
E-mail: kikaku@city.kitaibaraki.lg.jp
10 選考方法
(1)選考は第一次選考(書類選考)と第二次選考(面接)により行います。
(2)第一次選考の結果は、応募者全員に通知します。(8月24日頃までを予定)
(3)第一次選考合格者には、併せて第二次選考の案内(日時及び場所等)を送付します。
なお、第二次選考は、北茨城市内で開催します。(9月初旬を予定)
(4)第二次選考の結果は、第二次選考受験者全員に通知します。
【参考資料、参考様式等】
これまでの地域おこし協力隊の活動の様子は「地域おこし協力隊」のページをご覧ください。