公開日 2018年07月06日
地域おこし協力隊 〜富士ケ丘Favoratory(フジガオカ・ファボラトリー)〜
富士ケ丘から自然や文化など、土地の”FAVORITE(お気に入り)”を見つけて、そこから作品を作り、発信していく"LABORATORY(実験室)”という思いを込めて、地域おこし協力隊と、協力隊とともに地域を盛り上げてくれる人々のチームを「富士ケ丘Favoratory」(フジガオカ・ファボラトリー)と名付けました。あなたも、協力隊とともに地域を盛り上げるファボラー(メンバー)になってみませんか?
vol.59 檻之汰鷲(おりのたわし)さんの作品紹介! 〜アメリカ編〜
前回に引き続き、地域おこし協力隊アーティスト枠の石渡のりおさんと奥様ちふみさんによるアートユニット「檻之汰鷲(おりのたわし)」さんの作品をご紹介いたします☆
今回は、前回予告していたとおりアメリカ編です!
檻之汰鷲さんは、4月に2週間、アメリカに滞在制作に行かれていました。
まずは、檻之汰鷲さん自身のお言葉によるアメリカ遠征の感想から。
「2018年4月に約二週間、アメリカのボストンで知られるマサチューセッツ州のプロビンスタウンという場所のギャラリーで滞在制作をしてきました。
プロビンスタウンは人口三千人ほどの小さな町ですが、夏は観光地として6万人もの観光客が訪れます。
イギリス人が、はじめてアメリカを発見した岬としても知られ、小説『白鯨』の舞台にもなっています。
見るものがどれも新鮮で、見たものがそのまま作品になりました。絵を描く楽しさを再発見した旅になりました。」
そして、プロビンスタウンでの滞在制作の中で生まれた作品たちがこちらです!
水平線 ― horizontal line
引き潮の海が砂浜を露わにして、遠く水平線が何層ものブルーになっていました。水平線、直線の美しさに魅了されて描いた作品です。
滞在したアメリカのギャラリーに収蔵された作品です。(文:檻之汰鷲)
カーディナル
プロビンスタウンには砂丘があります。砂地を歩くと向こう側の果てに海が見えるのですが、歩いても、歩いても海には着きません。
そこで出会った鳥。赤いユニークなカタチをしたカーディナルです。(文:檻之汰鷲)
アメリカの小屋
滞在したプロビンスタウンは、高級別荘地でした。なので、豪邸のなかにひっそりと佇むこの小屋に魅了されました。
海がある街で、アクセサリーのようにカラフルな浮きが家に装飾されていました。(文:檻之汰鷲)
水平湿地-horizontal Wetlands
プロビンスタウンのまちを自転車で走り周って、魅力ある景色を作品にしました。これは引き潮のときに現れる大きな湿地です。(文:檻之汰鷲)
波打つ岩
水平線を描くこと、それを分ける空と海を描くうちに、グラデーションの面白さをみつけました。岩を題材に描くうちに脱線していき抽象画のようになりました。
いくつもの瞬間がひとつの画面に描かれています。(文:檻之汰鷲)
次回は、アメリカから帰国されてからの平成30年度の最新作たちをご紹介いたします!
お楽しみに☆
檻之汰鷲さんは、活動の様子をツイッターで発信されています!
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Twitter:@NORIOISHIWATA(https://twitter.com/norioishiwata)
また、ブログでも活動状況を記録されています。こちらも是非ご覧ください↓
http://norioishiwata.hatenablog.com/
さらに、北茨城市アート&クラフト、茨城県北クリエイティブプロジェクトのページでも記事を連載!
こちらもぜひご覧ください↓
○北茨城市アート&クラフト ファボラトリーブログ:http://www.kitaibaraki-art.jp/blog/
○茨城県北クリエイティブプロジェクト けんぽくレポート:https://kenpoku-creative.com/category/kenpoku-report/