公開日 2018年07月04日
地域おこし協力隊 〜富士ケ丘Favoratory(フジガオカ・ファボラトリー)〜
富士ケ丘から自然や文化など、土地の”FAVORITE(お気に入り)”を見つけて、そこから作品を作り、発信していく"LABORATORY(実験室)”という思いを込めて、地域おこし協力隊と、協力隊とともに地域を盛り上げてくれる人々のチームを「富士ケ丘Favoratory」(フジガオカ・ファボラトリー)と名付けました。あなたも、協力隊とともに地域を盛り上げるファボラー(メンバー)になってみませんか?
vol.58 檻之汰鷲(おりのたわし)さんの作品紹介! 〜平成29年度分〜
地域おこし協力隊アーティスト枠の石渡のりおさんと奥様ちふみさんによるアートユニット「檻之汰鷲(おりのたわし)」さん。
これまでも、折りに触れてその作品を紹介してまいりましたが、まだまだ紹介できていない作品がありました!
まずは、平成29年度に完成していた作品たちをご紹介させていただきます☆
Paradise Garage-快楽園
紙を切って貼り合わせてつくるコラージュ作品。女性のカタチをモチーフにその場で即興的に構成していくのでジャズ・シリーズと呼んでいます。
この作品は、音楽家に楽曲提供を依頼したところ、お金はいらないから、楽曲と絵を交換しようと提案してくれ「お金より絵の方が価値ある」と言ってくれました。(文:檻之汰鷲)
二ッ島自作筏冒険之図
二ツ島をはじめて見たときから何か作品にしたいと思っていました。そして生まれたのがこの絵。
これは、ペットボトルの筏の図面であり、二ツ島をくぐる様子を描いた絵でもあります。
1.二ツ島の穴をくぐる映像作品、2.ペットボトルの筏、3.この絵、の3点でひとつのリーズになっています。(文:檻之汰鷲)
※ こちらの作品は、協力隊通信vol.54 桃源郷芸術祭2018開催報告でもご紹介いたしましたが、檻之汰鷲さんからの紹介文を添えて、改めてご紹介させていただきました。
輝朝海
海は時間によって様々な色と表情を見せてくれます。日の出を見に行ったら、海が太陽に照らされて、すべてが金色に輝いているようでした。(文:檻之汰鷲)
Magic Hour Colors
海と空。夕方には日が沈んで、夕焼けのグラデーションが現れる。北茨城市は空が広くて、毎日違う夕焼けを見ることができます。
太陽の光がほどよく、すべてが美しくなる時間をマジックアワーと呼ぶそうです。北茨城市のマジックアワー。海と空が溶けてひとつになる時。(文:檻之汰鷲)
北茨城色彩讃頌
北茨城市富士ヶ丘の奥、揚枝方の築150年の古民家を改修しながら、この地域を観察して描いた作品が左側。
右側は北茨城の特徴的な景色として、高台から見渡す海と街並みを描いた作品。北茨城という土地の四季を通じて見えてきた色彩で描いています。(文:檻之汰鷲)
※ こちらの作品は、協力隊通信vol.54 桃源郷芸術祭2018開催報告でもご紹介いたしましたが、檻之汰鷲さんからの紹介文を添えて、改めてご紹介させていただきました。
期待場極楽鳥
2018年の4月にオープンした期待場に作品を展示させてもらうことになりました。
何をつくろうか、と考えたとき、期待場の空間に、動物、小さな命があったらいいと思いました。
北茨城で、よく見かける鳥をモチーフにして、パピエマシェというヨーロッパの張り子技法でつくりました。
絶妙なバランスで石の上に立つ石、そこに期待が羽ばたこうとしている作品です。(文:檻之汰鷲)
因みに、実際に生涯学習センター分館「期待場」のギャラリーに設置した様子がこちら。
自然光の入る明るい空間に非常にマッチした作品になりました♪
次回は、平成30年度に入ってから完成した作品たちをご紹介いたします!
檻之汰鷲さんは、4月に約2週間、アメリカ マサチューセッツ州のプロヴィンスタウンという町で滞在制作をされてきました。
まずは、アメリカ編として、プロヴィンスタウンで制作された作品たちをご紹介いたしますので、お楽しみに☆
檻之汰鷲さんは、活動の様子をツイッターで発信されています!
ぜひフォローをお願いいたします♪
Twitter:@NORIOISHIWATA(https://twitter.com/norioishiwata)
また、ブログでも活動状況を記録されています。こちらも是非ご覧ください↓
http://norioishiwata.hatenablog.com/
さらに、北茨城市アート&クラフト、茨城県北クリエイティブプロジェクトのページでも記事を連載!
こちらもぜひご覧ください↓
○北茨城市アート&クラフト ファボラトリーブログ:http://www.kitaibaraki-art.jp/blog/
○茨城県北クリエイティブプロジェクト けんぽくレポート:https://kenpoku-creative.com/category/kenpoku-report/