公開日 2021年03月01日
北茨城市華川浄水場の更新について
華川浄水場は、本市の総配水量の約4割をまかなう施設です。建設してから50年が経過しており、施設の老朽化が著しく、故障により長期断水になる恐れがあるうえ、異臭の原因となるダム水の水質悪化に対応する施設の設置は敷地が狭く難しい状況です。これらのことから、安心安全な水を安定して供給していくためには、早急に華川浄水場を更新していく必要があることから既に着手しています。
更新事業の方針
・災害時のリスク分散及び浄水配水機能の安定化
・施設の耐震性向上、非常用発電設備など危機管理体制の充実
・ダム水の水質悪化時に対応する施設の新設
更新の課題
華川浄水場の更新をするにあたって、施設の運転を止めるわけにはいきません。現在の浄水場敷地は狭く、同じ敷地で更新していくことは困難です。運転をしながら施設を順次更新していく工法では、事業が長期にわたるため予期できない災害や事故により断水という事態が生じる恐れもあります。
このような問題を踏まえ、近隣への移転建替え工事を行っています。
更新工事の効果
施設の耐震化により、大きな地震が発生しても被害を最小限に防ぐことができ、水を安定供給できます。
また、災害や事故により停電しても、非常用発電設備により配水の即時停止を回避することができ、応急給水活動の拠点としての役割を担います。
華川浄水場の更新状況
平成27年4月
平成28年9月
平成29年5月
平成29年9月
平成30年4月
平成30年6月
平成30年9月
平成31年1月
平成31年4月
令和元年8月
令和元年12月
令和2年4月
令和2年6月
令和2年9月
令和2年12月
令和3年1月
令和3年2月