公開日 2018年03月05日
地域おこし協力隊 〜富士ケ丘Favoratory(フジガオカ・ファボラトリー)〜
富士ケ丘から自然や文化など、土地の”FAVORITE(お気に入り)”を見つけて、そこから作品を作り、発信していく"LABORATORY(実験室)”という思いを込めて、地域おこし協力隊と、協力隊とともに地域を盛り上げてくれる人々のチームを「富士ケ丘Favoratory」(フジガオカ・ファボラトリー)と名付けました。あなたも、協力隊とともに地域を盛り上げるファボラー(メンバー)になってみませんか?
vol.51 桃源郷芸術祭ワークショップを開催しました!
2月25日(日)、漁業歴史資料館よう・そろー伝承館にて、地域おこし協力隊通信vol.44で参加者を募集しておりました桃源郷芸術祭のワークショップを開催しました!
こちらがワークショップのチラシです↓
東京藝術大学博士課程の一ノ瀬健太さんが、北茨城市に約1週間滞在して描いた巨大な障壁画に、北茨城の魅力を表現した自作の短歌や俳句、メッセージなどを自らの手で描き込んでいただくというワークショップ。
約50人の方にご参加いただき、一ノ瀬さんの絵と言葉がコラボレートした見事な作品が完成しました!
こちらが、一ノ瀬さんが北茨城市に滞在して描かれた絵です。
龍の宝船に、七福神が乗っている絵なのですが、その顔は岡倉天心、横山大観、菱田春草、木村武山、下村観山、狩野芳崖、九鬼波津子になっているとのこと!
岡倉天心を敬愛する一ノ瀬さんならではの作品です!
朝10時。10時から12時までの開催時間で、出入り自由とご案内しておりましたが、多くの方が10時にはお越しくださいました。
一ノ瀬さんからご挨拶と、ワークショップの流れについて簡単な説明が。
そして、早速ワークショップ開始です!
まずは、練習スペースで描き込む書の練習。
ぶっつけ本番でも構いませんよとアナウンスしておりましたが、やはり皆さんまずは練習をされていたようです。
そして、いざ!本番スペースへ!
皆さん、思い思いの場所に自らの短歌や俳句、メッセージを描き込んでいきます。
絵と言葉が、こんな風にコラボレートしています。
参加者の皆さんは、他の参加者さんが描き込む書にも興味津々。
参加者さん以外にも、たまたまよう・そろーを訪れていた観光客の方も見学に立ち寄られたりしていました。
地域おこし協力隊の石渡のりおさん・ちふみさん夫妻も参加してくれました☆
最後に、一ノ瀬さんが龍に目玉を入れます。
目玉が入れられ、龍に命が吹き込まれるようです。
完成した作品がこちら!
一ノ瀬さんの力強い絵に、皆さんの魅力あふれる書が加わって、素晴らしい作品に仕上がりました!
一ノ瀬さんも予想を超える出来栄えと非常に喜ばれていました☆
何より、参加された皆さんが楽しそうに書を描き込んでくれていたことが嬉しいです♪
こちらの作品は、桃源郷芸術祭2018の期間中、メイン会場となる茨城県天心記念五浦美術館に展示されます!
ワークショップに参加された方も、そうでない方も、ぜひご来場の上、この素晴らしい作品をご鑑賞ください☆
作品完成後は、一ノ瀬さんと記念撮影をされる参加者さんも多数。
こちらは、華川中学校の皆さんです☆
そして、こちらが華川中学校の皆さんが書いてくれた力作です!
左の写真の文字は、誰かの名前の文字の順番を入れ替えて書いているのだとか…?見る人が見れば、すぐわかってしまいそうですね。
右の写真には、一ノ瀬さんのリクエストで(?)岡倉天心の五浦即時が書かれています。
練習スペースに残された紙も、思い思いのことが書かれていて、なかなか味がありました。
絵を描いていたお子さんもいらっしゃいました。
平昌冬季オリンピックが盛り上がっていたこともあり、その時事ネタもちらほら。
以上、最後は少し番外編もお届けしましたが、アーティストと地域の皆さんが協力して仕上げた素敵な作品を見に、ぜひ桃源郷芸術祭にお越しください!
こちらのワークショップの模様は、NHKの茨城のニュースで放送されました↓
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180225/1070001829.html
こちらもどうぞご覧ください☆
桃源郷芸術祭とは?
北茨城で活動する芸術家と、東京藝術大学の新人芸術家らの陶芸、日本画、映像、立体作品などがご覧いただける芸術祭です。
桃源郷芸術祭の詳細はコチラ↓
地域おこし協力隊通信vol.37 桃源郷芸術祭を開催します!
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