献血へのご協力をお願いします

公開日 2021年05月06日

献血量が不足しています!

コロナ禍以降献血者の減少が続いています。

関東甲信越ブロック血液センターでは、1都9県の血液製剤の在庫を調整していますが、令和3年度をピークに、延献血者数・実献血者数ともに減少傾向にあります。

献血は医療体制の維持に必要不可欠ですので、安定的な血液製剤の確保のため、引き続き献血へのご協力をよろしくお願いします。

献血のお願い

献血とは、輸血を必要とする方のために、健康な方が血液を提供するボランティアです。その多くは不慮の事故等に伴うものではなく、主にがん等の病気治療に役立てられています。

人間の生命を維持するために欠くことができない血液は、人工的に造ることができず、長期保存もできません。北茨城市では、安定的に血液を届けられるよう、市役所・店舗・事業所・街頭などで献血を実施しています。全血献血の所要時間は40分程度。そのうち採血時間は約10分〜15分程度です。より多くの皆様にご協力をお願いします。

献血の必要性について

献血が必要なのはなぜ?

日本国内では年間100万人の患者さんが輸血を受けていると言われています。しかし、現在輸血に使用する血液はまだ人工的に造ることができません。また、血液は生きた細胞であるため、長期保存することもできません。献血によっていただいた血液は、必要な治療に応じて様々な血液製剤に加工されて使われますが、その中でも赤血球製剤では採血後21日間、血小板製剤では4日間など有効期間が日以上に短い血液製剤があります。

輸血に必要な血液を確保するためには、一時的に偏ることなく継続的に1日あたり約15,000人の方に献血にご協力いただく必要があるため、献血をお願いしています。

400mLの献血をお願いされるのはなぜか?

輸血を受ける患者さんにとって、200mL献血に比べて400mL献血からの血液を輸血した場合、副作用(発熱、発疹など)の発生が大幅に減少し、安全性が向上します。例えば、800mLの輸血を行う場合、200mL献血由来の血液では4人分必要ですが、400mL献血由来の血液では2人分で済み、輸血による副作用の発生確率が2分の1となります。このため、病院から注文される血液製剤のほとんどが400mL献血由来の血液製剤です。このことから、できるだけ400mL献血をお願いしています。

また、400mL献血による人体の影響については、体内に流れる血液量は通常体重50kgの男性では約4,000mL、女性では約3,500mLと言われており、血液の15%以下(男性では600mL、女性では525mL)であれば健康上は支障がないと判断されております。

献血前の確認事項

献血基準

赤十字では、献血者の健康を守り、また輸血を受けられる方の安全性を高めるために基準を設けています。

献血方法別の採血基準など詳しくは、「献血基準」をご覧ください。

 ※65歳から69歳までの方は、60歳に達した日から65歳に達した日の前日までの間に採血が行われた方に限ります。

献血をご遠慮いただく場合

献血者の当日の体調・状況によって献血をご遠慮いただく場合があります。

詳しくは「献血をご遠慮いただく場合」をご覧ください。

薬を飲んでいる場合は?

薬を服用されている方でも薬の種類によっては献血ができる場合があります。服用されている薬がある場合は医師との問診時に確認いたしますので、薬の名前がわかる説明書やお薬手帳などをご持参ください。

献血の安全性について

献血時に使用する採血針当(採血キット、採血バッグ含む)は一人ひとり滅菌した新しい物を使用し、使い捨てているためウイルス等が感染する心配はありません。

また、献血バスで採血をする際も、バス内部が密になることを防ぐよう、人数を調整しながら採血をしていますのでご安心ください。

献血でいただいた血液について

献血された血液はどのように患者さんに届けられますか?

皆様から献血していただいた血液は赤十字血液センターに運ばれ、その日のうちに血液型の検査や感染症予防のための病原体の検査等を行います。現在の輸血医療は必要な成分のみを輸血する成分輸血が主流なため、全血献血で採血した血液は各成分に分離されます。そして検査結果と照合して全て合格したものが血液製剤となって各病院に供給されます。

血液の使いみちは?

輸血といえば、交通事故で出血多量の際に使用するイメージを持っている方が多いと思いますが、実際には悪性新生物(いわゆる「がん」)の治療に最も多く使用されています。

献血にご協力いただける事業所・団体を募集しています

茨城県内では慢性的な血液不足が続いております。赤十字では、このような状況に対応するため、献血実施を受け入れていただける事業所や団体を募集しています。

献血にご協力いただける方を20〜30名集めていただければ、ご依頼の場所へ献血バスを配車いたします。ご興味のある方は、茨城県赤十字血液センター推進課(Tel:029-246-5574)へお問い合わせください。

詳しくはこちらをご覧ください。

近年の市内事業所の受賞歴

事業所や団体で、献血の普及・啓発・推進に貢献している団体を赤十字で表彰しています。下記に示す企業・団体は、長年にわたって献血に貢献し、赤十字や厚生労働省から感謝状や表彰を送られました。

平成30年度

北茨城市民病院 支部長感謝状(銀枠)
ユニマテック株式会社 金色有功章
NOKクリューバー株式会社 県知事表彰
株式会社茨城技研 県知事表彰
株式会社ジーエス茨城製作所 県知事表彰
扶桑薬品工業株式会社茨城工場 厚生労働大臣感謝状

平成31年、令和元年度

株式会社ジーエス茨城製作所   支部長感謝状(金枠)
株式会社IJTT 支部長感謝状(金枠)
医療法人芳医会瀧病院 支部長感謝状(金枠)
北茨城市消防本部 県知事表彰
JX金属株式会社磯原工場 厚生労働大臣感謝状
株式会社茨城技研 厚生労働大臣感謝状
茨城県立磯原郷英高校 厚生労働大臣表彰

令和2年度

JX金属株式会社磯原工場 金色有功章
川崎新聞店 金色有功章
NOK株式会社北茨城事業場 銀色有功章
株式会社ヨークベニマル中郷店   支部長感謝状(金枠)
北茨城市消防本部

支部長感謝状(金枠)

令和3年度 受賞団体なし

令和4年度

NOK株式会社 北茨城事業場     金色有功章      
扶桑薬品工業株式会社 茨城工場 金色有功章
株式会社 茨城技研 金色有功章
関本工業団地経営者協議会 銀色有功章
NOKクリューバー株式会社 銀色有功章
株式会社ヨークベニマル中郷店 県知事表彰

令和5年度

北茨城桜ライオンズクラブ        支部長感謝状(金枠) 

北茨城市立中郷第一小学校PTA

家庭教育委員

県知事表彰

 

 

お問い合わせ

健康づくり支援課
TEL:0293-43-1111