開票の流れ

公開日 2008年01月01日

開票は、投票所から送致された投票箱を開き、投票用紙を分類・計数することで候補者等の得票数を計算します。

1 各投票所から投票箱と投票録などの各種書類が届きます

 【物品検収係】 投票録をはじめとする各種書類をチェックし、投票箱を受け取ります。

2 投票箱を開錠し、候補者(政党等)ごとに選別します

 【投票選別係】 投票箱を一斉に開錠し、投票用紙を取り出します。
 次に候補者(政党等)ごとに選別します。このとき、どの候補者(政党等)が記載されたか判別できない票(疑問票)や何も書かれていない票(白票)は審査係に振り分けます。

3 投票用紙を点検します

 【投票点検係】 選別された投票用紙が同一の候補者(政党等)のものであるか、一枚ずつ点検します。
 疑問票は審査係に振り分けます。

4 投票用紙を数えます

 【投票計数係】  選別、点検された投票用紙を計数機を使用して数えます。
 計数機を2台通過させることで計数の誤りを防止しています。

5 投票用紙を再検査します 

 【検査係】 計数を終え一定数に束ねられた投票用紙を一枚ずつ再度点検します。
 投票用紙の点検作業はここが最終段階となるため万全のチェックを行います。
 疑問票は審査係に振り分けます。

6 得票数を集計します

 【得票計算係】 候補者(政党等)ごとに計算表を使用して得票数を集計します。

7 疑問票等を審査します

 【審査係】 選別係・得票点検係・検査係から振り分けられた疑問票の記載事項を確認し、有効票と無効票に選別します。

8 開票立会人・開票管理者の最終点検します

 【開票立会人】 候補者(政党等)から届出されて開票立会人は、選挙人の代表として選挙が公正に行われているか監視する役割も併せ持ちます。
 開票立会人は全ての投票用紙を点検し、疑問があれば質問をします。主に疑問票の有効・無効の判断において意見交換が行われます。
 【開票管理者】 開票所全体を統括する責任者で、全ての投票用紙を点検し、開票管理者の点検終了後は票が確定します。

9 開票録を作成します

 【開票録係】 確定した投票用紙は候補者(政党等)ごとの得票数、無効投票の内訳などが最終確認され、これらを基に開票録を作成します。
 開票録はその内容が真正なものであるか、開票立会人全員のの確認を受けます。

10 投票用紙を封印します

 全ての作業が終了した投票用紙は、有効・無効に区別し封印します。

11 当選人を決定します

 【選挙会】 開票録は選挙会にかけられ、当選人を正式に決定します。