公開日 2009年01月26日
指定
市指定文化財
種類
史跡
所在地
磯原町磯原
指定年月日
昭和59年7月5日
解説
磯原町の吟龍院から西に、古墳時代後期の墓である尾形山横穴群が広がっている。この中の1基、大型の家型横穴墓が夢窓窟である。羨道部と玄室部が残されており、玄室は長さ5.1m、幅2.8m、奥壁高2mである。奥壁部には段差によって、棺座が区画されている。
嘉元3年(1305) 5月、地元の比佐居士の元に滞在し、そこで悟りを開いたという鎌倉時代の禅僧夢窓国師が、この横穴墓で座禅を組んだという言い伝えがある。